ハオルチアに忍び寄るカイガラムシの魔手

植物を育てる上で、避けて通れないのが害虫との戦いです。
私も観葉植物を育て始めて3年目、今までこれといった被害に遭っていなかったのでどこか他人事でいたんですが…。ついにやられてしまいました。

被害者は何回か前の記事でご紹介した、こちらの「巨大赤線オブツーサ」です。

f:id:torimomo_d:20190503223240j:plain

この写真を編集している時から「どうも顔色(?)が冴えないなぁ…。写真映りが悪いのかしらコイツ。」と思っていたんですが、大して気にしてなかったんですよね。花芽も伸ばして順調に育っているように見えましたし。

ところが最近、去年の秋ごろと同じく、外周の葉がどんどんブヨブヨになって萎んでいく症状が出始めていました。
またか、と鉢を手に取って葉に触れると、どうも株全体がグラグラします。怪訝に思いながら葉を軽く引っ張ってみると、全く抵抗感がなく葉がスッと抜けてしまいました。
この際だからダメそうな葉は全部抜いておこう、と順番に抜いていくと萎れた葉だけでなく健康に見える葉もスルスルと抜けていきます。

で、気付いたらこんな惨状に。

f:id:torimomo_d:20190520225718j:plain

葉は全て抜けてしまい、根を掘り返すと切り干し大根のようにカスカスになってしまってました。
抜けた葉の元をみると、腐ったようにグジュグジュになり周囲には綿のようなものが付いてます。

調べてみた結果、どうもコナカイガラムシという虫の被害に遭ってしまったようです。
思い返せば去年の秋に症状が出た時も、土の表面に綿っぽいものが付いていました。その時はカビだと思っていたんですが…。
その段階で情報を集め、適切な処置をしていれば多分助かったんだと思うと、情けないやら悔しいやら。

 

さて、落ち込んでばかりもいられません。
虫による被害と言うことは、他の鉢にも魔の手が忍び寄っている可能性が大いにあります。

最近様子がおかしい植物と言えば…「巨大赤線オブツーサ」によく似た品種の「レッドレンズオブツーサ」です。
こちらも花芽も伸ばして順調に育っているように見えていますが、新しく出てくる葉っぱがどうにも小さいのが気になっていました。

で、鉢から引っこ抜いて裏返して見てみると、中央の部分が腐ったようにえぐれ、ポンデリングのような状態(写真を撮るべきでしたが手が汚れていたので…)です。
しかしこちらは上記のような綿状のものが無く、どうもコナカイガラムシの仕業には見えません。また別の虫なのかなんなのか。
原因は分かりませんが放っておけば確実にダメになりそうなので腐った部分を取り除き、新しい鉢に植え替えました。

 

その他ハオルチアではありませんが、様子がおかしい植物がいました。最近やたらと下の葉が枯れるエケベリアの「パールフォンニュルンベルグ」です。
葉と葉が重なってる茎の辺りをよく見ると、コナカイガラムシらしきものが少数ながら確認できました。
とりあえず物理的に排除して殺虫剤(オルトラン)を撒いておきました。ついでにほぼ全ての鉢にオルトランです。

予防の意味で最初から撒いておけばこんな事態にはならなかったのかもしれませんね。
そして何よりも大事なのは、やはり日々の観察のようです。
少しでも様子がおかしいのがいれば、早めに対処するのが大事だと当たり前のことながら再確認しました。